12月19日(日) 阪神競馬場 1600m (芝・外)定量 2歳オープン
欧米ではクラシックレース体系の確立に伴い、1786年にイギリスのニューマーケットを皮切りに2歳馬競馬が開催されたのに対し、我が国では1946年秋の東京競馬場で初めて3歳(現2歳)馬競走が行われた。その後、各地の競馬場でも3歳(現2歳)馬競走が行われるようになり、1949年には関東地区における3歳(現2歳)馬のチャンピオン決定戦として『朝日杯3歳ステークス』が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていた。距離については、創設時の芝1100mから1959年に芝1200mに延長され、1962年以降は現行の芝1600mに定着している。なお、2014年に本競走は競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更された。
本競走は、来春のクラシックレースへの登竜門として重要な位置付けがなされているが、過去10年の優勝馬からは、2006年のドリームジャーニー(2009年宝塚記念・有馬記念)、2009年のローズキングダム(2010年ジャパンカップ)、2010年のグランプリボス(2011年NHKマイルC)、そして2012年のロゴタイプ(2013年皐月賞)など、様々なカテゴリーにおける活躍馬が出ている。
競走名の『フューチュリティ(Futurity)』とは、「未来」「将来」を意味する英語。
阪神競馬場 1600m (芝・外)
スタート後、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上り。4コーナーから緩やかな下りで、直線に向いてからも半ば(残り190m付近)まで下っていく。直線距離は473.6m(Aコース使用時)。ゴール前に急な上り(高低差1.8m)がある。前半に負荷がかかりやすい構造で、道中は脚をため、直線でスピードを発揮する馬が基本的に有利。ただし、極端にスローなペースになれば逃げ馬が有利となる。開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る能力や先行力が重要になりやすい。
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朝日杯フューチュリティステークス(GI)
12月19日(日)
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阪神競馬場 1600m (芝・外)
定量 2歳オープン